自由に思いを綴る場所

谷本有香のエッセイやコラムなど。

仕事や現代の社会、経済ビジネスのこと、日々の出来事など幅広く自由に綴っていきます。

『前例がない』という理由を持ち出す、時代遅れの恥ずかしさ

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最近、沢山の企業様からお仕事を頂戴しているのだが、面白いもので、たとえプロジェクトベースだけであっても、その企業に携わることで、第三者だからこそ感じ得る様々な面が見えてくる。それは、その企業の社風であったり、社員のタイプであったり、雰囲気であったり、いわゆる「カラー」などと集約され、評される部分である。また、それが顕著に出やすい大変重要な意思決定の瞬間に立ち会うことも多い。そのプロセスをどう辿っているのか、何度も行き来し、日を数えながらゴールに向かうのか、または、現場にもある程度の権限を与え、瞬時に決断が下されるのか。興味深いことに、どんな場合にあっても同じ企業においては毎回同じ軌跡を追っているのを拝見する。これもまさにその企業カラーの為すところなのかもしれない。

やじ問題 一番の悪者は誰だ

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あれほど加熱していた東京都議会のやじ問題もどうやら幕引きと相成ったようだ。
やじを言った張本人も特定できたし、謝罪の言葉も聞けたし、国民の怒りの矛先もおさめやすい状況になったということもあるのだろう。
しかし、この問題は当然終わってもいないし、そもそも終わるような類のものでもない。
ただただ、日本の一側面がそのまま露呈されたに過ぎない。

テレビ朝日「サンデースクランブル」出演

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6月1日(日)、テレビ朝日の「サンデースクランブル」にゲストコメンテーターとして出演させて頂きました。
2年半ぶりのテレビ。
テレビの何もかもを忘れてしまっていて、色々危惧しておりましたが、スタジオに入ってみるとその緊張も吹っ飛びました。 司会のアナウンサーの方はじめ、出演者、スタッフ、全ての皆さんの素敵なこと!
温かいお言葉と心遣い、和気藹々とした雰囲気に包まれ、全く初めてとは思えぬ程、リラックスして臨むことが出来ました。 有難うございました!

北京大学EMBA卒業!

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約10ヵ月に渡る北京大学EMBAコースが修了、めでたく卒業と相成りました。

それにしても、改めて中国というのは本当に「大国」だと思う。
これまで上海にはよく仕事で行っていたので、そのイメージを抱きつつ北京に向かって見ると様相はまるで違った。
古都の面影が色濃く残る街並みは日本の「昭和」を感じさせる。
また、英語も通じない。
さらに、最先端の衣装やブランド品で身を固めた人たちが多かった上海とは打って変わって、服装などにはあまり頓着がないように見える。
お化粧をしている女性を殆ど見かけなかった。
中国の首都であるからと言っても「東京」のような位置づけとは違うのだと改めて感じ入る。

サイトリニューアルしました!

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今の気分にとてもマッチしたイメージのサイトが出来上がりました。
肩の力を抜いて、思ったことや感じたことなどを綴っていきたいと思います。

redesigned website!
The image of new site just suit current my mood.
I am going to write what I feel in daily life.

Rome was not built in a day

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今、中国語の勉強をしているのだけれども、この言語を操れるとは、中国の方は天才なのではないかと思ってしまう。
漢字に馴染みがあるので、取っ付きやすい面もあるのだが、いかんせん、発音が難しく、リスニングもままならない。
そうなると、もうこの言語の壁にぶち当たり、動けなくなってしまう自分がいるのだが、しかし、そもそも中国語の習得が他の言語に比べて飛び抜けて難しいのかと言ったらそうではない。
恐らく、この「語学を習得する」という行為自体に「難儀」を感じているだけなのではないかと推察するのだが、考えてもみれば、今は、かつて私が英語を勉強していた時とは違い、スマホ一台あれば辞書機能もあり、リスニングも出来るといったように、語学学習には非常に恵まれた時代になっている。
やはり語学習得にはコツコツやる以外の早道はないという鉄則は変わらず、とにかく地道にやり続けるしかない。

11月22日

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人には忘れられない日というものがある。

それは、自身や大切な人の誕生日であったり、亡くなられた日であったり、何かイベントの起きた記念日であったりする。
私もいくつかそういう日を持っているが、自身の人生やキャリアへの観念、更には、自身を超えて、古くから固定化されてきた概念をも打ち壊す程のインパクトがあった日というのは、恐らくこの日以外にはない。 それが、私にとっては、15年前の今日、1997年11月22日。
山一證券の自主廃業が報じられた日である。

マッキンゼーに見る論理的思考力

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昨日、フィールド&マウンテンの山田淳さんの講演を伺ってきた。
山田さんと言えば、世界七大陸最高峰の世界最年少記録を樹立した若き起業家だ。
私は今、ちょうど元マッキンゼーの方が書かれた本を読んでいるせいもあって、非常に「マッキンゼー式思考」に興味があってしょうがない。

私的に勝手に解釈すると、数学的思考であったり、論理的思考であったり、戦略的思考であったりするのが、それ式だ。
まさに私が弱い部分ばかりで、強化したいと思っていたところでもある。
しかし、相対的に見て、日本人はこの手の思考法が苦手な気がする。
それは恐らく、言語の問題が一つにあると私は思う。
それは関係ないとする説も沢山あるので、本当のところはわからないのだけれど、少なくとも私は、日本語でものを書いたり、話したりする時よりも、英語で書いたり、話したりする時の方が、論理的に物事を考えているからだ。
日本語では意味が通じたような気持ちになっていても、それをそのまま英語に直すことは不可能であったり、訳そうと思ってよくよく考えてみると、主語が何なのか、述語が何なのか、何が言いたいのかさっぱりわからないということが多々ある。

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